文部科学省後援 第12回文書デザインコンテストインタビュー
第12回 文書デザインコンテスト
Document Design contest

 

表彰式
 

最優秀デザイン賞受賞

最優秀デザイン賞受賞

愛知県立岡崎東高等学校にて
 

受賞者インタビュー


愛知県立岡崎東高等学校 内村 遥 さん

受賞された感想をお聞かせください。
最優秀デザイン賞文部科学大臣賞という偉大な賞をいただけるとは思っておらず、とても驚きました。時間をかけて、自分の思いを込めた作品だったのでこのような素晴らしい賞をいただくことができて本当に嬉しいです。
 
作成の際に注意した点はありますか?
取材を通して「繋がり」と「学びのステップアップ」を表現したいと思い、階段状に3ステップを配置し、階段の写真を使うことで視線の誘導を促しました。さらに、優しさと温もりのある作品に仕上げることを意識して作成しました。
 
題材選びの際に注意した点はありますか?
テーマが「学び舎」ということだったので、学校の「授業の学び」について取り上げようと思いました。その際に、学校中の授業の学びだけにとどまらないように気をつけました。
 
著作権について注意した点はありますか?
取材をさせていただく際は、文書デザインコンテストの説明をしてから写真撮影と写真掲載の許可を得ました。提供していただいた写真も許可を得て使用しています。
 
先生に指導された点はありますか?
三つの学びを階段状に配置してステップアップを表現するというアイデアや、その他にも写真や文字の構成についてたくさんのアドバイスを頂きました。
 
作成期間はどのくらいかかりましたか?
約二ヶ月間です
 
今回の作成は面白かったですか?
とても面白く、楽しみながら作成することができました。最初から自分が決めたイメージやコンセプトがぶれないように作成することができました。配色やロゴの形など様々なパターンで試行錯誤を繰り返しながら進めることは大変でしたが、それを積み重ねることで作品がより良くなっていくのを実感しました。
 
作成するにあたって難しかった点はありますか?
写真や文章をどのように配置したら効果的な作品になるかについて悩みました。全体的に見やすく、しかし、シンプルになりすぎず動きを持たせたレイアウトにすることがとても難しかったです。
 
参加のきっかけを教えてください。
「ビジネス文書デザイン」という授業の一環として参加しました。
 
次回のコンテストにも参加していただけますか?
今回の作品制作が楽しかったので、機会があればぜひ参加したいと思っています。
 
これからどんなテーマだったら、参加してみたいと思いますか?
地域の人物、建物の魅力などについて。他には、将来の夢や自分の好きなことなどをテーマにしてみるのも面白いかと思います。
 
最後に、一言お願いします。
自分ひとりの賞ではなく周りの協力もあって受賞することができたと思っています。協力してくださった全ての方に感謝の気持ちを伝えたいです。
「学び舎」というテーマは難しいと感じましたが、この作品制作をすることで自分自身が様々なことを学ぶことができ、成長することができたと思います。
 



 


愛知県立岡崎東高等学校 鈴木 香里 先生
 

今回のコンテストをどのように知りましたか?
日検からのお知らせ。ホームページを見て。過去に参加したことがある。
 
参加をしようと思ったきっかけを教えてください。
「ビジネス文書デザイン」という科目の授業内容を活かせるコンテストであるためです。
 
今回の参加に際し生徒さんの反応はいかがでしたか?
 本校は、第2回から参加させていただいており、今年度で11回目の応募となります。岡崎東高校は、総合学科であり、「ビジネス文書デザイン」は3年次の選択科目です。科目選択をする際のシラバスにも「文書デザインコンテストに向けた作品制作」ということが明記してあり、選択した生徒は、毎年熱心に取り組んでおります。
 
指導の際に注意した点はありますか?
与えられた「テーマ」に対して、取材等を通して感じたことや制作者の想いを「どのように表現したら説得力のある作品になるかということを追究していきしましょう」と生徒には伝えています。
 
著作権の指導はどのように行いましたか?
生徒は2年次に「社会と情報」という科目で、基本的なことは事例も含めて学んでおりますので、この科目では協会より提示されている資料をもとに説明をしました。取材や撮影の許可を得ることも生徒自らで行い、責任をもって作品制作をするように伝えています。
 
今回当協会HP上に、授業補助資料を掲載しましたが、ご使用いただけましたか?
取材後のまとめ用として活用させていただき、レイアウト案を考えてくるところまでを夏休みの課題としております。
 
募集期間の長さは適当でしたか?
短かった。今年度は、特にコロナ禍ということもあり、思うように取材ができず、作品制作の開始が遅れてしまった生徒もおり、授業後の時間をしっかり活用して、作品制作を進めました。
 
実施時期は適当でしたか?
適当だった。1学期の期末考査が終わり、新たな目標に向かう適切な時期でありました。
 
どの時間を使って作成しましたか?
授業時間の3年次の「ビジネス文書デザイン」という科目で取り組みました。
 
今回のテーマについて率直な感想をお聞かせください。
コロナ禍ということを配慮して下さり、生徒たちに最も身近な「学び舎=学校」を連想させるものであったように思いました。しかし、本校の生徒は、地域に出向いて取材を通して作品制作をしたいという気持ちが強く、学校内にとどまらず幅広い題材を設定して、「学び舎」というテーマに対して探究することができたと思います。
 
今後、どのようなテーマだったら参加してみたいと思いますか?
若い高校生の視点で「それぞれの地域や地元の魅力を発信すること」、そして、取材を通して感じた想いやメッセージを「作品を通して発信すること」が大切だと思います。生徒の主体的な取り組みとなるように「学校と地域社会の繋がり」をより感じられるようなテーマがよいと思います。
 
次回も参加していただけますか?
はい、参加させていただきます。
 

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