教育現場で急務とされている「情報モラル教育」
ただ文章を読ませたり説明を聞かせたりするだけでは、なかなか身に付かないとお考えの先生も多いのではないでしょうか。
そこで当協会では、実技情報モラルを学ぶ教材を製作いたしました。

「実技で学ぶ情報モラル」の特色

導 入

身近な出来事から起きる問題をマンガで読み解く

STEP1

文章を入力して知識を得る

STEP2

プレゼンテーション資料作成問題を解き、要点をつかむ

1.「入力・変換」で情報モラルの重要なキーワードが頭に残る!

ただ文章を読んでいるだけでは頭に入りづらい内容も、キーボード入力・変換をすることで、キーワードとなる言葉が頭に残ります。決まった時間で計測し、何文字打てたかを競わせると、より集中して取り組むことができる授業が期待できる教材です。
 

2.まとめ方の基礎を身に付けることができる!

入力問題からキーワードとなる言葉を抜き出し、プレゼンテーション資料を作成する問題の流れになっているため、要点をまとめる練習をすることができる教材です。
 

3.タイピングの練習ができる!

1題材につき、1000文字程度の文章を入力できるようになっていますので、タイピングの練習としてもお使いいただけます。
 

4.ソフトの基礎的な使い方を学べる!

Power Pointなどのプレゼンテーションソフトを初めて使うといった方でも取り組みやすい内容です。
 

5.試験対策の一環として使える!

本教材の入力問題は、パソコンスピード認定試験(日本語)の問題形式、プレゼンテーション資料作成問題は、プレゼンテーション作成検定試験の問題形式(3級~2級程度)を採用しているため、試験の練習問題としてもお使いいただけます。
 

6.アクティブラーニングへの応用などさらに発展的な使い方も!

この教材を活用してグループワークでプレゼンテーション資料を作成したり、発表をして相互評価を行ったりといった、アクティブラーニングにつながる発展的な使い方をしていただくこともできます。
 

「実技で学ぶ情報モラル」教材サンプル

画像をクリックするとPDFでご確認いただけます。
 

「実技で学ぶ情報モラル」活用事例

Case1

パスワード作成を実体験~危険なパスワードを知って~

「実技で学ぶ情報モラル」で扱っている題材「パスワード」について、本教材とワークシートを用いて行った授業の事例をご紹介します。
社会に出れば当たり前のように使われているパスワードですが、高校生にとってはまだ身近ではないため、他人事になってしまわないように、インターネットで自ら調べて考え、実際にパスワードを作成する実体験させることで自分に置き換えて学ぶことのできる授業展開となっています。
教科 社会と情報 ワークシート記入例
ワークシート(未記入)


対象 高校2年生
時間 50分授業
テーマ パスワード(「実技で学ぶ情報モラル」P.22-P.25)
使用教材 「実技で学ぶ情報モラル」・ワークシート

1.導入[所要時間:10分]

検索キーワードを自ら考え、インターネットで調べる

まず、本教材のマンガ部分を読み、事例を把握します。その後、先生が「世界中で一番よく使用されているパスワード」についてインターネットを使用して調べるように投げ掛けます。すると、生徒は自由に先生に質問したり、席を移動して話し合ったりしながら幾つか候補を見つけてワークシートに記入していきます。
先生が巡回しながらその候補を前方のホワイトボードに書きだし、全員で共有します。
候補には、「123456」、「abcdef」、「password」、「誕生日」などが挙げられました。
その中で、「qwerty」というパスワードの候補が出てきます。そこで、今度は「なぜそのパスワードがよく使われているのか」について調べるように促し、キーボードの並びになっているという法則に気付かせます。「キーボードの配列にも注目する」という考えを共有し、さらに発展させていきます。
そして、「自分自身がよく使うパスワード」がそれに当てはまらないか、問題ないかと問い掛け、次の展開へ進みます。

    
    

2.展開[所要時間30分]
生徒に身近な問題であることを認識させる

1分間ほど本教材の入力問題を読んだあと、Wordを立ちあげ、10分計測して入力をします。全員集中して取り組んでいました。次に、問題の内容に触れ、数字4桁のパスワードと数字8桁のパスワードの話の部分(866文字の行)に注目させます。
入力問題では、数字8桁のパスワードを解読するのに要する「時間」に関して書かれていますが、授業では視点を変えて、「何通りあるか」に着目します。
そして、ワークシートを用い、数字4桁・数字8桁でそれぞれ何通りあるか自分で計算することで、どれくらいの違いがあるか認識させます。
さらに、iPhoneを使っている人はパスワード何桁で設定しているかを問い、Androidデバイスを使っている人は「パターン」でより複雑なパスワードが設定できるという話へ展開し、より身近なものであることを印象付けていました。

  

パスワードを作る可能性を解説

先生がネットショッピングでパスワードを使用した実体験を話し、近い将来、自分でパスワードを作らなくてはいけなくなることを示唆します。
そして、覚えていられる「分かりやすく最強のパスワード」を作ってみようと展開します。
その際、まずヒントとして、例えば「戸田」という名前で、誕生日が「1月30日」であった場合、それを組み合わせた「T0d@0!3o」(大文字・小文字・数字・記号を混ぜている)というパスワードを挙げます。
すると、最初は戸惑っていた生徒たちもそれぞれインターネットで検索をしたり、話し合ったりし始めます。
そして、t(アルファベット)を+(プラス)に、s(アルファベット)を$(ドル)に、9(数字)をq(アルファベット)になどといった、さまざまな案が出始め、ワークシートに書き込んでいました。
3.まとめ[所要時間10分]
最後の10分間で、プレゼンテーション資料作成問題(P.25)を解きます。解き方については、あらかじめ配っておいた解答方法の手順書を参照するように指示し、自分の力で解いていました。
まだ作成途中の生徒もいましたが、授業終了前には一度保存をして終了となりました。

次回授業展開

今回は、プレゼンテーション資料作成問題を解くところまで行いましたが、次回はこれを基に、自分が発表することを想定してワークシートに原稿を書くという授業展開を予定しているということでした。
大体3~5分程度で説明できるくらいのボリュームで作成し、グループ内で発表をするところまで行うようです。
ワークシート例




【事例提供:静岡県 K高等学校】

ご購入について

実技で学ぶ情報モラル
編集・発行:日本情報処理検定協会
販売価格:658円(本体価格:610円)
ISBN:978-4-909086-20-4
A4版40項(10テーマ)
2017年3月1日販売開始



 

使用データ・手順書について

教材で使用するデータ・手順書についてはこちらからダウンロードしてください。
 

お問い合わせ

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