各種試験の講評

令和6年度2月実施分
(令和7年3月27日掲載)

第4回プログラミング技能検定試験

試験実施時の注意点

内 容

  • 「検定試験終了」ボタンを押さずにブラウザを閉じてしまうケースがありました。「検定試験終了」ボタンを押さずにブラウザを閉じてしまうと、最終的な答案データが送信されませんので、試験終了後、必ず「検定試験終了」ボタンを押すようにご指示ください。また、問題文の裏面に試験実施の注意事項が記述されております、しっかりと読んでから試験に臨むようご指導ください。
    ※一度ブラウザを閉じてしまうと試験画面に戻ることはできなくなりますので、 万一閉じてしまった受験者の方がいた場合には必ず当協会までご連絡ください。

    【プログラミング技能検定試験 試験画面】
    (1)「検定試験終了」ボタンをクリック。
    (2)ポップアップの中にある「はい」ボタンをクリック

    (3)試験終了画面が表示される。

    【プログラミング技能検定試験 問題文の裏面】

3級:変数の配置について

内 容

  • 変数の配置が正しくできておらず、【if】ブロックの中に配置されている答案が見受けられました。指示とフローチャートを見て正しく配置していただくようご指導ください。

2級:文字列の代入について

内 容

  • 変数へ文字列を代入するのではなく追加を行っているブロックを使用している答案が見受けられました。指示どおり文字列の代入となっているか見直してください。

2級・1級:id要素の取得について

内 容

  • 結果を表示させる場所(指定したidを持つHTMLの要素)を取得する指示で、 HTMLの要素の中にある値のみを取得する【document.getElementById().value】ブロックを使用している答案が見受けられました。

    <解答のポイント>
    HTMLの要素を箱で例えると、HTMLの要素を取得する【document.getElementById()】は、箱そのものを取得します。
    一方で、HTMLの要素の中にある値のみを取得する【document.getElementById().value】は、 箱の中に書かれた内容だけを取得します。
    箱の中に書かれた内容だけの取得では、箱そのものが無いため、箱の中に書かれた内容を変更することができません。
    そのため、今回のように導き出した結果を表示するために要素にHTMLの中身を渡したい場合は、【document.getElementById()】を使用します。

1級:要素内のhtmlの設定について

内 容

  • .innerHTMLが無い変数ブロックを選択している答案が見受けられました。要素内のhtmlを設定する場合は、.innerHTMLを使用してください。

2級・1級:よくある条件分岐のミスについて

内 容



  • 2級
    (1)【if】ブロック内に【else if】ブロックを配置している。


    1級
    (1)【else if】ブロック内に【else if】ブロックを配置している。

    (2)【else】ブロックの下に【else if】ブロックを配置している。

    いずれも、フローチャートをしっかり読み解き、プレビューで動作を検査しながら確認を行うことが重要です。