

各種試験の講評
第92回文書デザイン検定試験
表について
Word2013をお使いの場合
内 容
- ページ設定で1行40字の設定を行っていても、1行に句読点が2つ以上あると文字間が詰まり、1行が41字になってしまう現象が起きます。
【解消方法】[ファイル]タブ→[オプション]→[文字体裁]→[文字間隔の調整]を「間隔を詰めない」にチェック

- ルビがアルファベットしか入力できなくなるという不具合があります。不具合が修正されるまで下記の採点となります。

Word2016以降のバージョンをお使いの場合
内 容
- 既定のフォント「游明朝」のままでは、行数を増やすと行間が広がり、1枚に収まらない現象が起きることがあります。
【解消方法】
[ページ設定]→[フォントの設定]→[日本語用のフォント]・[英数字用のフォント]を「MS明朝」に設定

必ず[ページ設定]の[フォントの設定]から[日本語用のフォント]、[英数字用のフォント]を「MS 明朝」に変更してください。[ホーム]タブから設定してもページ全体へは設定されません。
画像について
内 容
- 余分な拡大、縮小やトリミングを行っている答案がありました。指示のない余分な処理は、1画像ごとに2点の減点となりますのでご注意ください。
図形のスタイルについて
内 容
- スタイルを使用したことにより、余分処理として減点となる答案がありました。スタイルの種類によっては、線種や影付きなど、ミスとなることがありますのでご注意ください。
<図形のスタイル例>

余分な中央揃えの設定について
内 容
- 指示がないのに中央揃えになっている答案が多く見受けられます。ソフトによっては、図形内の既定の文字配置が中央揃えとなっているためにこのミスを引き起こしている可能性が考えられます。指示どおり設定されているか、必ず見直しをしていただくようご指導をお願いいたします。

フォント等設定時に引き起こしやすいミス①
内 容
- 処理条件で1行目にのみ指示がある際、1行目を入力して設定をしてから次の行へ移ると、設定を引き継いでしまい、ミスがかさんでいくパターンのミスがよく見受けられます。

フォント等設定時に引き起こしやすいミス②
内 容
- 処理条件で『図形内文字入力(14ポイント)』という指示があった場合、すべての行を14ポイントにする必要があり、入力文字の右側に網かけなどの指示などがあった場合、その行だけ設定します。よくあるミスですので、ご注意ください。
