学びを力に 地域と未来を創る人材へ
■宮崎県立妻高等学校について
宮崎県立妻高等学校は、西都市唯一の県立高校として、充実した学びの環境を提供しています。本校では、「普通科の学び」「ビジネスの学び」「福祉の学び」それぞれの特徴と強みを生かした教育を行っています。多様な進路に対応した学びを通じて、生徒一人ひとりが自己実現を達成できるようサポートしています。
■生徒の主体性を大切にした教育
本校では、生徒の主体性を学びの出発点とし、生徒一人ひとりに寄り添いながら個性を鍛え、伸ばす教育を実践し、生徒が社会を切り拓く力と豊かな人間性を備えた人材として成長できるよう、日々の学びを支援しています。
■地域との連携とリーダーの育成
地域との深い連携を大切にし、地域の特性を生かした開かれた教育活動を展開しています。地域を担い、地域を創造するリーダーの育成を目指し、地域社会への貢献を意識した学びを提供しています。
インタビュー
商業科 大淵 圭介 先生にお伺いしました
検定試験導入の経緯について
Q.プログラミング技能検定試験を導入したきっかけは何ですか?
プログラミング技能検定試験は、アルゴリズムやJavaScriptを活用した、動きのあるWebページを作成できる点に着目しました。プログラムの実行結果を視覚的に確認しやすいため、初心者にも親しみやすいと判断し、入門編として導入することにしました。
Q.表計算・文書デザイン検定については、どのような目的で導入されたのでしょうか?
普通科(総合)の生徒が将来、進学先や就職先でパソコンを使いこなす力を身につけられるようにとの思いからです。資格取得を通して、実践的なスキルを身につけ、自信をもって次のステージへ進んでほしいと考えています。
資格検定やスキル指導の活用について
Q.プログラミング技能検定試験は、どのように指導されていますか?
1年生の情報ビジネスフロンティア科における「プログラミング」の授業の中で指導しています。基礎的なプログラミングの理解を深めながら、検定対策にも取り組んでいます。
Q.情報デザイン(Webページ)の指導についてはいかがですか?
3年生の情報ビジネスフロンティア科における「ネットワーク活用」という授業の中で指導しています。ここでは、HTMLやCSSの基本的な知識を活用して、Webページ制作を行います。2学期以降に行う、サーバサイドスクリプトやデータベースを活用したコンテンツ制作の学習にもつなげていくための、重要な基礎として位置づけています。
指導や検定を取り入れた効果について
Q.プログラミング技能検定試験や情報デザイン(Webページ)検定を通して、どのような学習効果を感じていますか?
どちらの検定も視覚的にプログラムの実行結果が確認しやすいため、生徒の理解が深まりやすくなっています。特に、実際に動くものを見ることで、学びが実感としてつかめるようになったと感じています。
Q.生徒の方々からの反応はいかがでしたか?
上級生にも試してもらったのですが、「私たちも1年生の最初にこれがあったら、もっと理解できたと思う。」といった声が多くありました。タイミングとして早い段階での導入が効果的だと感じています。